今のバイト先にはいろいろなお客様がいらっしゃいます。
そして、今日はホステスをしている方(中年女性)の接客をしました。
その方の職場のお客様と思われる方(高齢者男性)と一緒にご来店されました。
女性が試着中、男性の方には椅子に座ってお待ちいただいたのですが
昔はこーだったあーだったと、何のためにもならなそうなおもしろくない事を
わたくそに話して来る。
ここは飲み屋とちゃうぞ!と心の中で思いながら
ひたすらテキトーな相槌をうっていました。しかも酒臭い。
ほんの5~6分、話を聞いていただけだったけどめちゃくちゃ疲れました。
わたくそも、夜のお仕事をしていた事があるのだけど
あんなしんどい仕事、他に経験した事ないってぐらいしんどいです。
自分が就いた事のある職業の中ではだるい仕事、やりたくない仕事ナンバー1です。
あの仕事やってて、楽しいと思った事など一度もない。
しかも、そんなラクな仕事して…と親からは言われていた。
全然ラクちゃうわ!じゃあお前やってみろよ!って思ってた。
「こんなしょーもない仕事してたらあかんで。」
とお客さんには説教されていた。
あんなにしんどい仕事をなんやかんやで15年ぐらいしていた。
それ1本で本業としてやっていた時期もあるし
お昼の仕事と掛け持ちでやっていた時期もある。
夜の仕事はあなたには向いてないと言われていたけど
自分にはこの仕事しか出来ないと根拠もなく思っていた。
でも最近思う。あの仕事を15年やったからこそ今の自分があると。
精神が鍛えられて、今の仕事で精神的にツライと思った事がほとんどない。
もちろん夜の仕事に比べて労働時間は長いので、体力的にはツライ時があるけど。
15年やり続けた結果、精神が崩壊して鬱になり誰とも会いたくなくなり
夜の仕事を辞めて3年近くひきこもっていた。
この時期に、夜の仕事で貯めたお金もほとんどなくなった。
そんなにしんどい目に遭ったのに、治ったらまた夜の仕事に戻ろうと思っていた。
そして、休んで心が安定してくればくるほど、夜に戻るのは無理だと気付いた。
給料は安くて労働時間は長いけど、お昼の仕事をしようと思い
約5年前に飛び込んだのが今のアパレル業界です。
しんどい時もあるけど、あの仕事を思ったら凄くラク。楽しいと思う時すらある。
夜の仕事をしていた時の知り合いに
週二日でもいいから手伝ってほしいと言われる事もあるけど
もう夜の仕事には戻れない。
お金を稼いでも稼いだ分、精神病んで失ってたら意味がない。
そして、今日この男性と話をして
もう絶対に夜の仕事は出来ないと確信した。
酔っ払った知らんオッサンの戯言に何時間も付き合うほどツライ事ないわ。
女はラクして稼げていいなぁとかふざけた事をぬかす男がおる。
言っとくけどラクじゃないです。
そんな寝言は女になって、その仕事を経験してから言ってほしいものだ。
日刊ゲンダイの高ストレス職業ランキングの1位は、キャバクラ店員だったよ。
( ´・ω・`)ノ~ばばい
給料がいい仕事にはそれなりの理由があるのだ。
コメント